脂肪を自在に
操るスキル

グルコジェニックvsケトジェニック

グルコジェニックとはグルコース(糖質)をメインエネルギーとして代謝する状態の事で、炭水化物主体の食習慣である現代人の主要エネルギーとされています。

対して、ケトジェニックとはケトン体(脂質)をメインエネルギーとして代謝する状態の事で農耕が始まる以前の古代人的食習慣によるエネルギー循環を言います。



ケトジェニックダイエットという言葉が一人歩きをし、しかしその多くが正しく実践がされずに勘違いされている事もしばしば・・・

「糖質制限中だから頭が回らいんです・・・力も出ないんです・・・」

この様な状態をケトジェニックダイエット失敗談として聞きますが、これは単に栄養が足りて無い状態でありケトン体も糖質もエネルギーとして使われていない状態です。つまり、単なる栄養不足です。

これを続けると栄養失調となり、全く違う健康上の問題が発生します。ケトジェニック=糖質制限ではありません。

糖代謝と脂質代謝のどちらが有効で、健康的で、肉体作りに効率的であるか?という論争は医学界でも大きく割れています。

そしてその有効性も、ダイエットが目的なのか?バルクアップが目的なのか?有酸素競技なのか無酸素競技なのか?によって大きく変わってきます。

しかし、フィットネス先進国のアメリカをみればバルクアップの間にケトジェニックを取り入れ、多くの人がダイエットに「カロリー制限」ではなく「ケトジェニックダイエット」を取りれているのも確かです。

カロリー制限ダイエットは、食事量そのものを制限するため、栄養不足になりやすく、食に対するストレス高く、執着度・依存度が増していきます。結果として、摂食障害のリスクも高くなります。

一方、ケトジェニックダイエットの場合は、脂肪代謝により脂肪がエネルギーとして代謝される事で勝手に適切な体型へと収まっていきます。


【炭水化物主体のエネルギー回路】
糖質が筋肉にグリコーゲンとして貯蔵され糖エネルギーとして代謝されます。しかし、余った糖質は中性脂肪として貯蔵されるので、摂取する糖質量のコントロールしなければ肥満となります。炭水化物主体の現代において、まさに現代病の原因もここにあるのです。さらには、年齢を重ね、代謝が落ち、筋肉量が落ちれば、当然ながら糖質が余るので「太りやすくなる」のも理解出来ると思います。


【糖新生】
糖質を制限すると、筋肉にグリコーゲンが供給されなくなります。それにより、肉体は緊急事態として筋肉をアミノ酸へ分解し、糖エネルギーを作り出す生体機能が働かせます。これが【糖新生】と呼ばれる生体機能であり、せっかく蓄えた筋肉が分解されるカタボリック症状が起きてしまいます。この時に、カタボリックを防ぐためにも「十分なタンパク質量+他の栄養素」を確保することがケトジェニックダイエットにおいて重要な考え方となります。「糖質制限」という言葉が一人歩きし、「糖質だけを必死に制限して、他の栄養素を補なう事を知らない」ダイエッターがエネルギー枯渇を起こして「糖質制限=危険」と言っているのです。このロジックを知れば、単なる糖質制限は当然の様に単なる危険な行為という事です。単なる栄養失調です。


【ケトン体回路】
糖質が枯渇して、ようやく脂肪をエネルギーとした回路が回り始めます。糖エネルギーは常に優先して消費されるのですが、糖が枯渇すると体は脂肪酸をエネルギーとします。これによって、余った中性脂肪がエネルギーとして活用されるので「短期間で一気に痩せる」といった現象になります。
脂肪酸から同時にケトン体というエネルギー物質も分泌されます。ケトン体は脳のエネルギー源として働く事は科学的に証明されています。つまり、「糖質制限で頭がまわらない説」は上記で説明した「単なる糖質が枯渇したエネルギー不足」という話も理解出来るはずです。ケトン体が分泌されていれば、むしろ思考はクリアになります。
そのためにも脂肪酸の摂取が重要となりますが、カロリー制限の思考からは全く真逆の考え方となり、脂肪摂取に対する抵抗感により失敗する人が多いのが一つのポイントです。

この食事方法は、食事量の制限よりも食事の質(栄養素の質)が優先されるため、より美味しく質のよい食事を十分に摂る事が出来ます。(体に悪い食品が蔓延した現代では、体に良いものを探す・選ぶストレスが発生しますが・・・)

いずれにせよ、私達に出来ることとすれば、

「知らないから取り入れない」
or
「知ってみて、やってみて、自ら判断する」

のどちらかになります。

この講座は後者的な思考の方の為に、ケトジェニックダイエット協会の理事を務める医学博士をお招きして医学データを根拠にしながら、ケトジェニックダイエットを正しく実践する為の基礎を伝える事が目的となります。

正しいケトジェニックを学んで、実践して「脂質代謝」と「糖質代謝」を自在にコントロールしながら、各自の目的を達成していきましょう!!

 

【講座内容】

スポーツ栄養学に基づいたケトジェニックダイエット
  • ファンクショナル栄養学とは?
    ・3大栄養素のエネルギー産生プロセス
    ・ミトコンドリアが起こす化学反応
    ・脂質と糖質の吸収と貯蔵メカニズム
    ・脂肪が蓄積・分解される生体メカニズム
    ・基本的栄養思考ロジック

    POMFAB管理による栄養マネジメント
    ・P タンパク質の機能性役割
    ・O 脂肪酸のエネルギー効率
    ・M 欠かすと危険な必須ミネラル
    ・F 生体全体の働きを制御する脂溶性ビタミン
    ・A 有害反応を制御する抗酸化物質
    ・B 脂肪合成・糖新生を補助するビタミンB

    ケトジェニックダイエットの基礎理論
    ・人が太る/痩せるメカニズム
    ・病気を招くインスリンのメカニズム
    ・血糖値を上昇させない炭水化物とは
    ・機能性低血糖という問題
    ・ケトン体とは
    ・ケトジェニックダイエットのメリット
    ・ケトジェニックダイエットに向く人/向かない人
    ・糖質摂取量の目安
    ・アスリートがケトジェニックを行うメリット
    ・アスリートが糖質制限するときの注意

    ケトジェニックダイエット実践方法
    ・摂るべき食事とそのバランス
    ・避けるべき食材
    ・摂っても良い食材
    ・摂らなければならない食材
    ・カタボリックを防ぐタンパク質摂取量
    ・ケトジェニックダイエット成功のポイント
    ・計測器を使った正しい血糖値計測方法
    ・計測器を使った正しいケトン体計測方法
    ・BONIQとケトジェニック

ケトジェニック
のメリット

下記はケトジェニックダイエットにおける一般的なメリットです。

・しっかり食べても体重が落ちる
・美味しい食事が食べられる
・肌や髪にハリツヤが出る
・運動しなくても痩せる
・体重の落ちるスピードが早い
・空腹感を感じずらくなる
・面倒なカロリー計算が不要
・アンチエイジング効果がある
・ホルモンバランスがよくなる
・食後の眠気がなくなる
・むくみが取れる
・寝付きが良くなる
・寝起きが良くなる
・気分のムラがなくなる
・思考がクリアになる
・生活習慣病の予防になる

全ての人に当てはまるかはわかりませんが、一度トライして見る価値は有るかと思います。

脂質=摂取しないほうが良いものと思っていませんか?


下記は脂質を摂取しないことにより起こりうる表面的な影響です。

・肌がカサつく
・糖質を取ってもエネルギー不足を感じる
・気分にムラがある
・食べるのが怖い
・食べるのを止められない
・よく眠れない

脂質は体内で様々な役割を担っています。

1. 細胞膜の材料となる
 リン脂質やコレステロール
2. エネルギーとなる
 脂肪酸もケトン体も
3. ホルモンの材料となる
 コレステロール→男性ホルモン、女性ホルモンなど
4. 脂溶性ビタミンの吸収を助ける

5. その他、血管の内壁を保護、体温調節、内臓の位置を正常に保つ、代謝のコントロール・・・

とても重要な役割を担っているのが脂質です。

インスタグラム
が悪影響!?

近年フィットネス人口の増加に伴い、ボディメイキングのコンテストが盛り上がりをみせてます。
そこでの上位者はインスタグラムでのフォロワーを沢山抱え多くのトレーニー達の憧れとなっています。

フィットネスが盛り上がることは大変素晴らしいことなのですが、
問題としてコンテストのために作る体は必ずしも【健康】とは言えない事です。

極限まで脂肪を落とし筋肉を強調する目的と、一般人が美しく健康的な体という目的ではその方向性が大きく違うのです。

フィットネスは健康を促進するものとしては広まるべきなのに、
それを広める立場の人達が「健康」と「競争」の間で苦しんでいます。

BONIQと共に「フィットネス」と「食」をテーマに活動するフィットネスモデル兼パーソナルトレーナーのKANAは、
自身が1万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサーでありながらコンテストに出場するコンペティターであり、この様な警笛を鳴らしています。


"【ダイエッター≠コンペティター(選手】

▫︎身体を変えて自信を持ちたい
▫︎健康になりたい
▫︎趣味を持って生活を充実させたい

そういった方々は « 健康的、安全、楽しく続けられる»を前提に行うべき。
3食栄養バランスよく、美味しくいただき、楽しく動く。

しかし、コンペティターは違う。
選手であることが職業であるコンペティターたちは身体を酷使して、
様々なものを犠牲にしている。

自分の周りには有難いことに、尊敬するプロフェッショナルたちが沢山いるので、
いつも見て刺激をいただくけれど、並大抵の精神力ではない。


彼らは思ってる以上の覚悟と責任を背負って命をかけて行なっている。

ダイエッター、健康志向の人は同じことをしようとしてはいけない。

大会は « フィットネス »ではない。
むしろプロボクサーなどと同じ類。
それくらいの覚悟と責任を持ってやるべきもの。

イベント事やノリで出るものではないということをわかって欲しい。

その結果、大会の後、心と身体がボロボロになる人やSNSを見て「いい身体だから」と、

変な食事をしたり間違った知識を持つ人が出てくる。

かなり脅かすような言い方をしているかもしれないけれど、
それくらい理解を欲しいことだということ。

きちんと線引きをしてフィットネスが正しく広まりますように。"

KANA

フィットネスモデル|パーソナルトレーナー

NPCJ Would legend classic 1位 / NPCJ Japan open Bikini 2位
NICA JAPAN Bikini 3位 / NPCJ Beef sasaki Bikini 3位
インスタグラムを中心として、フィットネスが人生に与えてくれるインパクトの素晴らしさを伝えている。自分自身も食事による「コンディショニング」を失敗した事で、身体的・精神的に受けるダメージの大きさを深く実感。そんな経験から自分で自分にあった食習慣を見つけることの大切さを伝えている。

パフォーマンスアップ
とコンディショニング

BONIQスポーツ栄養学講座は上記をテーマとして、【趣味でスポーツをする方】から【アスリート】までを対象として日々の食事を通して、自分で自分の体に合ったエネルギーマネージメントができる状態を目指します。

タンパク質、糖質・脂質の摂取だけではなく、それらを機能させるビタミン・ミネラルなどの計画的かつ効率的摂取が日々の食事で必要となります。

一般の方が、単に痩せるのであれば糖質か脂質抑える事でダイエットは可能ですが、運動する方にとっては単に糖質や脂質を制限してしまうとパフォーマンスが大きく落ちてしまいます。さらに、コンディショニングを目的とする場合は、パフォーマンスアップする時と取るべき食事方法が異なってきます。

またPFCバランスだけに囚われて、その他の栄養摂取をないがしろにしてしまうとパフォーマンスのみならず、摂食障害など体に大きな支障をきたしてしまいます。

【食事】には全員に当てはまる【明確な答え】が存在しません。

従ってこの勉強会の目的は【答え】を教えるものではなく、理論や臨床データを提示しながら、自分にフィットする食事を自分で日々用意する事ができるスキルを身につける基礎づくりです。

先生が研究している内容は膨大にあるので一度では伝えきれませんが、最大限凝縮・圧縮して効果的な内容を3時間ほどの講義と実習にまとめていきます。なるべく重要な知識を最短で学ぶことが出来る様に設計しております。

ぜひ、自分で「パフォーマンスアップ」と「コンディショニング」をマネージメントできる様になるための【キッカケ】となる1日にしてください。

 

講師の紹介

奈良岡祐南 - Yuna NARAOKA -

博士(医学)順天堂大学女性スポーツ研究センター研究員|順天堂大学スポーツ健康科学部卒。同大学院修了。

フィットネスクラブにてスタジオインストラクターとして幅広い層の運動指導にあたる。

2018年3月順天堂大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。短鎖脂肪酸と脂肪細胞の関係等、生化学的な手法を用いた予防医学が専門。他、体育の教員、女性アスリート手帳の開発等、基礎研究と実践の両立を目指している。
東海大学非常勤講師|東京家政大学非常勤講師|順天堂大学女性スポーツ研究センター 研究員

"脂質に関して学術的データ・臨床データをベースとして包括的にしっかりと正しく学べるように設計しております。

今回、近年議論にもあがる「ケトジェニックダイエット」に関する臨床データも公開しながら、脂質代謝に関しての解説もしたいと思います。

インターネットをみても、「ケトジェニックダイエット」は「効果無い」というコメントがある一方で「効果がある」というコメントもあり議論が分かれています。医学界でも割れているので、一般界に正しい意見が無いのは当然ですが・・・


この講座では、一方的な意見ではなくて「臨床データによる結果の開示」により事実を伝えさせていただきます。それを踏まえて、興味があれば正しく理解して実践して「実体験に基づく判断」を持っていただければと思います。

BONIQスポーツ栄養学講座では、常に上記を基本スタンスとして「ポジショントーク」に偏らず「判断基準の提示」を意識して講義したいと思います。"

【イベント詳細】

日時

9月1日(日曜日)

13:00〜16:00

会場

目黒区大橋 池尻大橋 徒歩3分

東京都目黒区大橋1-10-1 プリズムタワー5階

スケジュール

13:00(開場)

13:15〜(講義)

14:45〜15:30(交流会)

参加費

8000円(税込)

BONIQした食事付き

定員:20名


Sold out

脂質を正しく理解して、どんな状況においてもエネルギーが不足せずに

「コンディショニング」を維持し「パフォーマンスアップ」できる様な視点と考え方を念頭に置いて講義したいと思います。

パフォーマンスアップのためには、日々の食事がもっとも重要な要素となります。

取るべき栄養素の理解と代謝能力の向上という視点を持つ事で、パフォーマンスとコンディションをマネージメントすることが可能になります。

ただし、最終的には個人の最適量を自分で見つけていく努力が必要となります。

巷に溢れる情報に振り回されずに、今後も実践しながら結果を共有していければと思っています。

それでは当日お待ちしております。